肌のバリア機能が低下している肌は、肌荒れや乾燥、ニキビなどの炎症が起こりやすいだけでなく、シミや皺などが目立つようになり肌年齢を引き上げてしまうことになります。
肌のハリや弾力を改善させ、透明感のある素肌を目指すためには、低下してしまったバリア機能を回復させる必要があります。

季節の変わり目に肌荒れや炎症を起こしやすい、生理前後やストレスが溜まるとニキビなどができやすい、刺激の強い化粧品を使用するとヒリヒリしやすい、汗をかくと肌が痒くなるなどの状態が当てはまるのであればバリア機能が低下しているといえます。
敏感肌の人は、健康な肌の人より肌の老化が早く、乾燥によるシミや皺もできやすいです。
同年齢の人に比べても老けて見られがちです。

バリア機能が低下した状態で、美容ケアを続けてもバリア機能を高めることはできません。
自分の肌タイプに適した基礎化粧品を使って、毎日正しい洗顔方法で、保湿ケアや美容ケアを行うことが重要です。
正しいケアでバリア機能を高めることができれば、自分の肌で潤いを保つことが可能になります。
肌トラブルを起こしにくくなり、炎症やニキビによる色素沈着も減りシミをおさえることができます。

若いうちは、多少生活習慣が乱れても大きな肌の劣化はありませんが、30代を過ぎたころから疲れが顔に出やすくなり、くすみやシミ、皺やたるみが目立つようになります。
いわゆる老化現象が表面化してくる時期です。ホルモンのバランスも乱れがちになります。
自分の肌タイプを知り、自分に合った基礎化粧品に変えていくことが若々しさを持続させるポイントとなります。

自分の肌タイプは、脂性肌、普通肌、乾燥肌、混合肌に分けることができます。
自分の肌質にあった化粧品を選ぶこと、エイジングケアを意識した化粧品を選ぶこと、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの成分を積極的に与える保湿ケアをすることなどが、毎日の美容ケアには重要なことです。

洗顔する際は肌をゴシゴシこすらないようにする

毎日の洗顔をする際に、ゴシゴシとこするのは間違った洗顔方法です。
肌の細胞を傷つけてしまうだけでなく、毛穴が目立つ原因となり、シミが濃くなる可能性があります。
洗顔は、たっぷりの泡でやさしく包むように洗顔することがポイントです。
指先を使って小鼻などの細かい部分もやさしくしっかりと洗います。わずかな摩擦でも肌には負担がかかり、その刺激が角質を余計に厚くしてしまうからです。

洗顔ネットを使うと、ふわふわの泡を作ることができます。洗顔ネットは、常に清潔に保つようにすることも忘れてはいけません。
濡れたままだと菌が繁殖することがあります。直接顔に触れる泡を作るものなので衛生面には配慮しましょう。
洗顔後、顔を拭くときもゴシゴシとこすらないように拭きます。タオルで軽く押さえて水分を吸収させるようにしましょう。

ピーリング効果のある化粧品を使いすぎる方法も間違ったケアの仕方です。
古い角質を取り除くことは大切なことですが、ピーリングで肌がつるつるになることを毎日実感したくて肌を必要以上にこすることは、肌を傷つけることになるので注意が必要です。
週に1回くらいを目安にしましょう。
ピーリングで角質をしっかり落とした後は、いつもより肌の水分量が少なくなり乾燥しているので保湿ケアはしっかりすることが大切です。
汚れや角質が落とされた肌は、化粧水や美容液をたっぷりと染み込ませましょう。

肌のバリア機能を壊してしまう原因には、合成界面活性剤の使用も考えられます。
洗顔料や洗顔方法を変えるだけでも肌の質は変わってきます。洗顔料を選ぶ際は、合成界面活性剤不使用と表示されているものを選ぶことがおすすめです。
合成界面活性剤が配合されているクレンジングと洗顔料を両方使うことで、肌のバリア機能は非常に壊れやすくなります。
洗顔だけでも落とせるようなファンデーションに変えることもバリア機能の回復につながります。